にわか添乗員の覚書

先日、遅々の新年会をT衛門とM蔵と致しまして、今年の４月からＴ衛門は三宮から遠い職場の専属講師になるのだとか・・・
これからめったに会えなくなるよ！
普段でも結構スケジュールの合わない間柄なのに。
Ｔ衛門はジジ臭いことも言うけど、普段の人間関係とは違う異業種と年齢層だし、そ～いった意味で癒されるというか、リフレッシュできる相手なのだ。
まことに残念！
70歳を越えて、専属講師として招かれるということはスゴイことなんだと思うけど、最近富みに足の弱さが目立つだけに、1年半を持ちこたえてくれたらいいけど・・・。

娘でもないのにそんな心配のタネが出来たたかのすけです。





ところで、札幌。
アドレナリン暴発後、地下のアーケードでパンを買って、ピックアップの場所へ移動。
なんでワシの昼ゴハンがパンやねん！　

朝も丸駒で焼きたてパンは食うた！っちゅ～ねん。

といまだにグラグラ煮えたぎる思いを胸に待ち合わせ場所にはデカイバスがお出迎え

　「え！！！！！貸切ですか？」

　「ハイ！」

まあ、それは好都合。
バスの中で車窓を眺めながらパンを食べて到着。

お天気はイマイチ。そしてちょっと雪も降ってきている

今日は初スノーモビルなのです。


一人でこんなことしようと札幌に乗り込んだわけです。





とりあえずウエアーに着替えて（マイナス46℃対応のコートを脱がされる）、長靴、手袋、ヘルメット姿。
コレってなんだか農作業か新聞配達のオバハンみたいやん。

スノーモビルは初めてなので、インストラクターの若いお兄ちゃんが運転方法や、走行について説明してくれる。
ほかにお客さんは居なくてマンツーマンだ

アクセルは右手親指で押すだけ。
左手が自転車のようなブレーキを引く。
ただ、ハンドルが重ステ。
雪道走行でパワステではないということは結構な力でカーブを切らないと曲がれない！
右手親指にはアクセルが付いてるから、左カーブの時に調子こいてハンドル共々押すとと激走してしまうのだ。
だからスノーモビルのハンドルは曲がりたい方向に「引く」という基本姿勢で頑張ってください！

ま、そーゆーポイントを簡単に教えてもらっていざ、出発。
ええのかそんな簡単で・・・

メットのカバーを付けると前が見づらいのだが、雪が顔面に当たるのも相当ツライ。
とにかく最初は慣れるまで必死に前のインストのお兄ちゃんのスノーモビルに付いていく。
６００メートルぐらい山を登って行くそうだ。
アクセルの感覚を親指で覚えながら、カーブもそつなくこなしていくが、30分ぐらい経つと来たぁ～～～～～！
二の腕筋肉痛！　

左利きなので、ど～しても右カーブの時に右手で引かなアカンのについついカバーに入って押してしまう。
最初はそれでも良かったけど、疲れが溜まってくると左カーブの時にまだ余裕のある右手でハンドルを押してしまうのだ。
そ～するとアクセルも程よく押して左カーブ暴走！

当たり前ですが、時計回りの細い山道なので、右側は山、左側が崖ッぷちなのです。




頂上付近（初心者向け用）の景色は曇天。
ホントは目の前に「もいわ山」が見えるのだとか・・・
そして雪もまだ少ないのでちょっと走り難いらしい・・・

写真も撮ろうかと思いましたが、どこを見てもこんな感じだし、
いかんせん、農作業のオバハンですし、メットも取れない始末。

でも記念だからってお兄ちゃんが撮ってくれたんですけど、コレって・・・



ちゃんとスノーモビルマシンも入れて撮れよぉ～～～。　

　　　　　ただの配達中みたいやんか。　コレが記念撮影か？



ど～せ自己満足やからええけど。(笑)


その後、小高い崖からエンジンを切って滑り落ちる遊びや、木々の中を左右に避けながら走ったり、ちょいとジャンプしたりして、オシリで左右に重心をとって転倒しないように新雪に突っ込んで縦横無尽に走り回り、気がつけばライト点灯！

二の腕筋肉痛もコツを覚えてきたら徐々に回復し、ムダな力を使わなくなってきて、めっちゃ雪山楽しくなってきた。
なんだかヤンキーの暴走行為のキモチがわかりかけてきた。(笑)
エンジンブイブイ言わせて走り回り、気分爽快！ストレス発散です。

このスノーモビルコースはいくつか分かれていて、普段は2人から予約出来るそうですが、今回は無理を言ってマンツーマンで。
で、1時間半ぐらいのコースで予約したんですが、お客も無くヒマだったのか2時前に到着して終ったのが5時頃。
めっちゃ遊ばせてもらいました。
ちょっとコレはクセになるなぁ～～。楽しかった～

いや～～、乗馬体験やワカサギ釣りよりエキサイトします。
ちょっとコーフン気味で雪山を後にして、ホテルまで送ってもらいました。

さて、今夜は釣助さんと新年会。
新年会の模様は釣助さんのブログでご確認ください。

めっちゃお腹空いた！