にわか添乗員の覚書

日曜日。
もう習慣化されているのか、休み前にちょっと深酒しても5時ごろ目が覚める・・・
子どもか！(笑)
そっから撮り溜めたビデオを見て、またズルズルうたた寝。
なんでこんなに寝れるんやろか？
寝溜めはでへけんらしいので、寝不足分の穴埋めか・・・

宿直の時に寝溜めしたろ！と意気込むんやけど、
そんな時に限って、誰も居ないフロアーでエレベーターがチン！と鳴ったり　
使ってないトイレの自動水洗がジャ～と流れたり　
結構ビビらしよる。(笑)
で、たまに最終電車で帰る職員も居たりして、静かに帰るのはええねんけど、
音を立てないように気遣いしたつもりが、半ドアでセキュリティーがかかってなかったりと、
なにげに見た「ドア開放中」の赤ランプ点灯は、これもまたビビらせよる。

旅好きやから枕がどうのこうのはないけど、なんや緊張感が抜けんので
やっぱりなんとなく落ち着かん　(笑)

という日曜日にブログ書き溜め。


実は、ＪＡＬのマイルがダダ漏れしてまして、自動消滅していた。
なので、弾丸でもどっかに行こうとＨＰに行きましたら、
「どこかへマイル」という新企画で、大阪発が登場してまして、
自動的にセレクトされた行き先４ヶ所の中から、これまたＪＡＬの思惑で決まる！
という、軽いミステリーツアーがあった。
ためしにやってみると、行き先が青森、山形、新潟、熊本、宮崎、島根、長崎、が
頻繁に出てくる。
何度かやって１日の検索許容回数量を越えるとストップがかかるそうやけど、
１０～１５回ぐらいでは大丈夫みたい。
で、一番遠く、未踏の地「青森、山形、熊本、新潟」と出たところでＧＯをかけた。


いつもの特典航空チケットを取ると、10,000～12,000マイル
それが「どこかへマイル」なら6000マイル！
要は、いつもの量で二人行ける計算となりゃ～行くでしょ！オカンも　(笑)


さてさて、どこ行く結果は3日以内にメールで提示される。


ジャジャジャ～ン　「山形！」　



うっ！
ワシの予想では青森と踏んでいただけに、ちょっと予想外でしたが、
まあ、それが醍醐味なので、一気に山形検索に走る。
いや～～～～当たり前やけど、ノーマークやから、いったいナニがあるのやら、
飛行場はどこなのか、温泉はありそうやけど、ナニ温泉？
美味いもんは「さくらんぼ」と「米沢牛」しか分からんど！

オカンに山形の旅行雑誌を買ってきてもらって、下調べ。
とにかく宿を決めなアカンので、検索三昧。

「どこかへマイル」は1ヶ月前の予約なので、実行までに時間が無い！
それも予想を外れてるし・・・(笑)

あれよあれよという間に、当日を向かえ、
朝、07：05分の伊丹空港発のヒコーキに乗る。
もう4時起きでっせ。
オカンはボケが始まっているのか、イコカカードを改札機に入れてまうし、
ラガールカードも持ってんのに、コレはお墓参りに行くときにしか使えないと
思っていたそうで、アホか・・・　
ワシはとりあえず定期で改札は抜けたんですが、
オカンにキップを買って乗れ！というたら、アンタが買えって・・・
いやいやいや、もうワシは中にはいっとるし・・・
もしかして電車のキップの買い方を忘れたか・・・
もう電車が来る
仕方ない、ワシが一旦改札を出て、キップを買い、また改札を抜ける。
と、ここで電車に乗り遅れる
朝5時台の電車、そうそう簡単に次は来ない。
ヒコーキに間に合うギリギリの時間
まあ怒っても仕方ないので、とりあえず行く。
空港にさえ着けばなんとかなるやろ。
ここからは無事に到着したんやけど、朝の荷物預けは長蛇の列。
これでは間に合わんので、職員を見つけて事情を説明、自分でチェックインする機械の前に
連れていかれて、自動チェックインと機内預け。
そこからまた検査場を通過するのにまたもや長蛇の列。
ここで、オカンが「トイレに行きたい」という。
ワシが並んでおくから行っておいで。とゆーたものの、帰ってこない。
こりゃ～迷子やわ　と思い、探しに行くと、案の定、最後尾の看板を持った職員と何かしゃべっとる。
オカンを捕まえて、これまた検査場の職員に事情を説明して、
「あと10分で出発する」と伝える。
が、ワシらの前の年配の夫婦も同じヒコーキで、場内アナウンスで4人の名前を連呼し始めた。
急ぎの人用の検査場ですら抜けられない。
やっと抜けて、オカンと空港を走る。
搭乗口は階段下？
ってことはバスかい？

とりあえず先に走って搭乗口とバスに侘びを入れて、オカンが追いついてきた。
もう走って走って、タラップ乗る頃には、足がガクガクしてる。
オカンも息が上がっていて、二人座ったときには、旅の9割がた終わった感がヒシヒシと。

そんな幕開けの山形。
遠いのは山形じゃなくて、伊丹空港。

電車の座席でウトウトしながらキップは落とすし、
日常では気付かん、オカンのボケっぷりにある意味ビックリしたのであった。



あ、電車の改札機で吸い込まれたイコカカードは、後日駅員さんに言ったら
拾得物として回収されていて、落し物センターに届けられたとのこと。
宅配便で無事に届けられて、手元に戻ってきました。
はぁ～やれやれ